【香川県の個人事業主向け】税理士に頼むべきタイミング5つ

香川県高松市の税理士、森です。

個人事業をされている方の中には、

「売上もまだ小さいし、税理士に依頼するのは早いかな」
「毎年なんとか自分で確定申告している」

という方も多いのではないでしょうか。

実際、すべての個人事業主が最初から税理士に依頼すべき、というわけではありません。

ただし、あるタイミングを超えると、「自分でやると【お金・時間・税務リスク】の面で損になる」ケースが増えてきます。

この記事では、香川県内の個人事業主の方に向けて、「どの段階で税理士に依頼すべきか」判断するための5つのタイミングを解説します。

① 売上が増えてきて、税額が気になり始めたとき（目安：年商500万〜）

売上が伸びてくると、

「所得税・住民税が思ったより高い」
「こんなに税金を払うの？」

という場面が出てきます。

個人事業では、 – 経費の考え方 – 青色申告特別控除の適用 – 小規模企業共済などの活用によって、税額に大きな差が出ます。

「とりあえず前年踏襲」で申告している場合、 本来使える節税策を見逃していることも少なくありません。

② 青色申告65万円控除が受けられていないとき（要件を満たしていない場合）

青色申告の65万円控除は、個人事業主にとって非常に大きなメリットです。

しかし、実務では

・帳簿の付け方が要件を満たしていない
・電子申告の対応ができていない
・期限後申告になってしまった

といった理由で、65万円控除を受けられていない方も見かけます。

③ 消費税が関係してきたとき（売上1,000万円・インボイス）

売上が1,000万円を超えると、 消費税の課税・免税が問題になってきます。

・いつから課税事業者になるのか？
・インボイス制度にどう対応すべきか？
・簡易課税、原則課税の選択

これらは、判断を誤ると数年単位で税額に大きく影響します。

④ 確定申告の作業が大きな負担になっているとき（毎年ギリギリになる）

毎年、

「確定申告の時期になると本業に集中できない」
「領収書整理が後回しになっている」
「期限ギリギリで精神的にきつい」

という状態になっていませんか？

税理士に依頼することで、

・記帳や申告作業の負担軽減
・年間を通じた数字の把握
・期限管理の不安解消

といった効果が期待できます。

時間を売上アップにつながる業務に使えるという点も、 見落とされがちですが大きなメリットです。

⑤ 将来の法人化や事業拡大を考え始めたとき（法人化の相談が増える段階）

・いずれ法人化したい
・従業員を雇うかもしれない
・取引先が増えてきた

こうした段階では、 今後を見据えた税務の考え方が重要になります。

法人化のタイミングや準備は、 「思い立ってから」では遅いケースも多く、 事前に個人の数字を整理しておくことが欠かせません。

税理士が関与することで、 目先だけでなく数年単位での判断がしやすくなります。

まとめ｜香川県の個人事業主が税理士に相談すべき判断基準

香川県の個人事業主の方で、

・上記のうち1つでも当てはまる
・現状に少しでも不安を感じている

という場合は、 「まだ早い」と決めつけず、一度相談してみることをおすすめします。

多くの方が、 「もっと早く相談しておけばよかった」と感じているのも事実です。

もり税理士事務所では、香川県内の個人事業主の顧問業務・確定申告をサポートしています。

「税理士に依頼すべきか迷っている段階」
「将来の法人化を見据えて相談したい」

といったご相談も歓迎です。

初回のご相談では、「現在の売上規模・業種 – 記帳や申告の状況 – 税理士が関与した場合のメリット・デメリット」を整理したうえで、 「今すぐ依頼すべきか／まだ自分で対応できるか」も含めてご説明していますので、お気軽にお問い合わせください。